【メキシコ】メキシコでの出産!part1




みなさんこんにちは。

お気に入りのズボンを洗ったまま洗濯機に放置してしまい、
納豆の匂いがするようになってしまって悲しい私です。




気づけば5月になりましたね。


桜の季節もあっという間に過ぎ去ってしまった…。

私の実家のある街も、満開できれいだったそうです。



皆さんは花見しましたか?


コロナの規制でそういうのもまだ難しいのかなぁ。

花見したいなぁ。




去年の今頃は、メキシコに行く直前に友達と公園でささやかな花見をしていました。


懐かしいなぁ。


ひと盛り上がりした後、『公園から近くのショッピングセンターまで歩こう!』
と提案したんですが、


いざ歩いてみたら想像の8倍くらい遠くて、1人静かに焦ってました。





さて本日のブログですが、

実はわたくし、去る3月1日に出産いたしました!



\ワー!!!/



パチパチパチ!


3080gの男の子です。




いやぁ、自分の子は可愛いですねやはり…。

目に入れてもなんとやらです。



しかし異国メキシコでの出産は不安がたくさんありました。
今日はその記録も兼ねて、出産した時のことを書いていこうと思います。



もともと私は、去年から住んでいる犬のうんこの街ではなく、
義両親の住む家に滞在して、その地域の病院で出産する予定でした。





では時系列で書いていきます。






2月28日(37週3日) 23:00頃


なんかいつもより頻繁にお腹が張ってる気がする。
しかもいつもと痛みも違う気がする。

あくまで「気がする」なので言おうか迷ったのですが、お腹の子に何かあってからでは遅い!と夫に伝えることに。



肩筋モリモリ夫に伝えると、途端に焦り始めて家中をウロウロ。
それを見た私はイライラ。



もともと夫は私のお産を担当する医師のWhattsAppを知っている。

なんでもwhatsAppを使うのは、メキシコらしいなぁと思いました。


医師からは『なにかあったら電話して!』と言われていたので、電話する。




出ない。ドライブモード。



不安が限界突破しそうな夫はウロウロを加速させ始める。
万歩計つけたら結構な歩数稼げそうなくらいずっと廊下を往復してる。

頼りにならないと思い至り、日本の友達に連絡してアドバイスをもらいました。



持つべきものは友。ありがとう。



陣痛の時間の間隔を図るアプリで記録するも、なんか間隔が安定しない。
むしろもうお腹痛くない気もする…。

犬うんこタウンから病院までは車で50分ほど。



とりあえず義母に連絡し、迎えに来てもらうことに。
こういう時車がないと本当困りますね…。



約1時間後、義母と義妹が来てくれて、いざ病院へ!


ちなみに担当医とは、移動中に無事連絡が取れました。
他の妊婦さんのお産をしていたそうです。





3月1日(37週4日)1:00頃


病院へ到着。

緊急の入り口から入ると受付。



夜勤の看護師さん2人が思いっきり受付のソファを陣取って仮眠とってる。
苦しい状況なのに無駄にメキシコを感じた。



その後ベッドに横になり、担当医ではないお医者さんから問診を受ける。

半分何を言っているのかわからなかったけど気合いと愛想笑いで乗り切る。



触診をしてもらったところ、子宮口は全く開いていないとのこと。
子宮口を確認するのって、こんなに痛いのね…。



担当医もいないし、とりあえず病室へ車イスで移動。


着いたのは個室。きれい。





ベッドの上にはイエス様が。





またもやメキシコを感じる。


ベッドに横になり担当医を待つことに。



これから産むにしろ産まないにしろ報告はせねばと、両親にテレビ電話。


日本は22時で両親は家におり、運良く2人とも起きていました。
両親2人と、ちゅ〜るで釣られたネコ1匹と話し、『産んで来ますわ!』と宣言。



当たり前ですが、両親はとても心配そう。

というのも、遠い異国での出産ということに加え、
お腹の子の首にへその緒が2周巻きついていると前回の検診で言われ、
一応自然分娩の方向で進めるが、もし分娩中に赤ちゃんの心拍に変化があった場合は
帝王切開に変更と言われていました。





そんな不安の中、担当医が颯爽とやってきて一言。



『よし、帝王切開するで!』



あれっ、まず自然分娩でいくんじゃなかったっけ?



『アホか。へその緒巻いてたら帝王切開ゆうたやんけ。』





ぇっ。。マヂ真顔ぢゃん。。。
こゎぃ。。。


まぁいいか、産めれば…。





ということで帝王切開ですって!!!!!





3月1日(37週4日)4:30頃


さてついに手術室へ行く時間となりました。

まず衣服を下着含め全て脱ぎ、病衣を着ます。
ぱっと見かわいいハート柄。





よくよく見たらそれはハートなのか虫なのかわからないものでした。



シャワーハットのような帽子もかぶり、車イスに乗りいざ手術室へ。



手術室の外で詳しく問診。
名前、身長、体重から職業(無職)までいろいろ聞かれました。
この時もあまりスペイン語を理解していませんでしたが、なんとか乗り切る。




私の前に1人帝王切開の手術をしていたらしく、私の横にストレッチャーがやってきた。
赤ちゃんを胸に抱いたお母さんが乗っていました。



なんだか感動。



手術室から先生たちと看護師さんたちも出て来たが、みんなノリが軽い。



『YO〜!何人?韓国人?日本人?』



『日本人か!イェーイ!(グータッチ)』



『手術怖い?俺がいるから大丈夫だって!』



『何の音楽流す?これどう?(ファレル・ウィリアムズのHappy)』





ちなみに上のセリフは全部麻酔医のおじさん1人のセリフ。



不安で余裕なかったので、いつもの愛想笑いで乗り切りました。
日本仕込みの愛想笑いは万能。





さて次回は、手術室編をお送りします。



それでは皆さまごきげんよう。

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