【メキシコ】メキシコの美容院いってきた

みなさまお久しぶりです。



日本は冬真っ盛り、メキシコはなんとなく冬が終わって暖かくなってきた気がします。
みなさま風邪など引かず元気にお過ごしですか?




今日はなんと82年ぶりにブログを書こうってわけです。
というのも、これは記録に残しておきたいなぁという出来事があったからです。


タイトルの通りですが、初めてメキシコの美容院に行ってまいりました。
厳密に言うと初めてってわけでもないのですが、シャンプーからカット、ブローまできちんとしてもらったのは初めてでした。



最初から最後まで割とずっと笑いをこらえているくらい衝撃のサロン体験だったので、ぜひみなさまに共有したく筆をとった次第。






ヒマすぎて吐きそうだったらだったら読んでいってくださいね。





私はもう髪が切りたくて切りたくて夜の校舎窓ガラス壊して回りそうでした。
伸びた髪が肩に触れたところで外側に広がって茹でたタコみたいなシルエットになっている…。
鏡に映る自分を見るたびムカついてしょうがない。



ビビリでしかも電話がきらいな私ですが、こりゃもうサロン予約せなあかんわいな!(静岡県民)と早速Google Mapsで「Peluqueria(美容院・床屋)」と検索。



それなりの数出てきたので、位置的に行きやすいところをペロっとピックアップしました。





メキシコは男性専門の床屋、女性専用のサロンとはっきり分かれているのか、
たまたま見つけた2店舗に飛び込みで問い合わせてみましたが
「ここは男性専用なんだゴメンネ、あなた本当美人ね」と言われる始末。



ちなみに美人なんて言われてません。ただの願望です。




今回目星をつけたところは、「Estetica Albertos Salon」という店名的にもUPされている写真を見ても女性専用で間違いないところ。


即電話。


出たのは声的におじさん。サロンのオーナーかな?と思いつつ予約を取り付ける。
料金は髪の短い人は200ペソ、髪の長い人は300ペソとのこと。
そしたらわしゃ肩の位置より全然長いし300ペソかと思いつつ、やっと髪が切れる〜〜〜とわくわくが溢れて止まりませんでした。




次の日、仕事を時間ぴったりに終わらせ(実際終わってないけどねじ伏せて)サロンに向かいます。
地図に載っていた場所に到着すると、サロンの看板を掲げた店の前で50代と思われる色黒おじさんと40代か50代の色白おじさんが2人でおしゃべりしている。




おい、おじさん2人しかいないぞ。



女性が切ってくれるもんだと思い込んでいた私困惑。



まずどっちがアルベルトなんだろう…と不安になりながらソロソロ近づくと
「あなた予約してるわね!入って!」と色白おじさん=アルベルトが話しかけてくれました。





アルベルトめちゃめちゃオネェでした。





お店の中に入ると3席のみの小さなサロンで、どうやらアルベルト一人で切り盛りしている風。


鏡の前に座ってない、なんなら荷物置いてもいない私に「はいじゃあ今日はどうする!?今夜のご注文は!?」
とまくしたてるアルベルトはもはや三宅裕司。

「どっち!!!」と言いかけながら「このくらいに切ってください(5cmくらい)」と注文しました。



ちょっぴりワイルドなシャンプー台(訳:ちょっと汚い)に案内され、まずはシャンプー。
シャンプー台は日本と同じ上を向いて洗ってもらうタイプ。
顔に紙なんてかけません。丸出しです。
丸出しになる覚悟がない奴は散髪なんかさせませんよ。



ちょっと熱めのお湯で髪を濡らしたらデュルン!とシャンプーを出して洗っていきます。
やっぱり美容院で髪を濡らしてもらうのって気持ちいい。



アルベルトは優しいから、髪だけじゃなくて耳とかおでこ半分くらい洗ってくれました。
うん、これはきっと優しさ。
ちゃんとお湯で流したかと言われたらそこは微妙なところです。




顔に飛び散りまくる泡とお湯。
とんでもない量の泡でたふんたふんになる私の頭。




パラレルワールド。




ガシガシとシャンプーするアルベルトの手つきは、臼の中のでかい餅を全力でこねくり回しているよう。

激しい手さばきに頭ぐわんぐわんしている私に「○※▲のトリートメントつける?」と質問。



「別料金?」と聞いたら「そう!150ペソ!」とのことだったので、申し訳ないけどお断りさせていただいた。
散髪の後は家に帰るだけだし、次の日の朝にお風呂に入ろうと思っていたので。
まずシャンプーもないものと勝手に思っていました。




シャンプーと、セット料金に含まれたトリートメントを施し終わったらじゃぶじゃぶ流していきます。
途中、草津の湯はこれはと思うほどお湯が熱くなりました。



洗髪の仕上げにオネェといえど男の力で私の髪の水分を絞りあげ、終了。
うなじの部分のトリートメント、絶対ちゃんと流せてないよなぁと思いましたが何も言いませんでした。


服が濡れないようにと厚めのタオルを私のタートルネックのネック部分に容赦無くねじ込んでいくアルベルト。
「首のとこの生地伸びる伸びる!!!」と焦りましたがこちらも何も言いませんでした。



そして絞りあげたとはいえ割とびしょびしょの髪のままカットの椅子へ移動。





と、シャンプーが終わったところで、ちょっと疲れたので今日は寝ます。
明日7時起きなのに気づいたら夜中の1:40。



カット編はまたすぐに書きますね。







では皆さまお元気で。
アルベルトに花束を。





Hasta la proxima!
Adios!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください