今日は、メキシコでよく見る白とピンクのタクシーについて。
これですね。
このタクシーはメキシコシティにいるとよく見ます。
本当によく見ます。いろんなところをスイスイたくさん通っています。
私が去年旅行でメキシコに行った時、2回乗りました。
が!
正直これに乗ることはあまりオススメしません。
Uberに乗った方が良いと思います。
1回目に白メキシコピンクタクシー乗った時は、運転手のことを『このジジイ…』と思いましたし、
2回目では『このタクシー運転手、4代先まで呪ってやる。』と思いました。
今日は、私にここまで言わしめた白ピンクタクシーの思い出を語ります。
行きはUberを使ってホテルからアレナメヒコまでいきましたが、その時は全く問題ナシ。
ルチャリブレが終わったあと、所用でアレナメヒコに残っていたため、よし帰ろうかとなった時点ですでに夜中の0時を超えていました。
行きと同じようにアプリでUberを呼ぼうとしたところなんとエラー、何度試してもエラー。
しょうがない…とたまたま通りかかった白ピンクタクシーを拾ってみました。
運転手は50〜65歳くらいのおじさんとおじいさんの中間くらいの男性。
車内は結構年季が入っていて、ベテラン運転手なのかなぁ、道もたくさん知ってそう、とナゾの根拠で安心していました。
スマホの画面でホテルの住所を見せ、「a aqui, por favor(ここまでお願いします。)」と言い、おじ(い)さんも場所がわかったようでタクシーは走り出しました。
この時点で気づいていたんです、
カーナビないなって。
でもきっと、カーナビなくても道がわかるんだろうなって思ってたんです。
タクシーボロボロだったし。(謎)
ある程度走って、「あ、このあたり見覚えあるな」と思う場所まで来たその時、
タクシー停車。
そして「はい、100ペソ。」
え?ここどこ?ていうかよく見たらメーター動いてないじゃん!
いろいろ言いたいことはありましたが、速いスペイン語でここまでしか無理的なことを言うおじ(い)さん、むしろじじい。
結局言葉が通じないとあきらめた我々は100ペソを渡して、深夜1時の真っ暗なソカロの街に降り立ちました。
Google mapで調べたところ、宿泊先まで歩いて12分の距離。
夜中のメキシコシティを外国人女性2人が歩くなんて、正直自殺行為だと思っていたので必死の形相で早歩きと小走りをくりかえし、6分ほどでホテルに着きました。
金曜の夜だったおかげか、街にはまだ人がたくさんいたのが不幸中の幸いです。
ここで白ピンクタクシーへの小さな不信感が芽生えたのです…
メキシコから日本に帰ろうと空港へ行ったところ、ちょっとした問題があり、予約していた飛行機に乗れないことに。
急ぎその日の深夜の便を取り直し、その日までお世話になっていたホテルに戻ることにした我々。
前回の白ピンクタクシーの教訓から、空港から出て少し歩いたところでUberを呼ぶつもりでした。
が、
深夜から早朝まで起きっぱなしの三十路に足に限界がきたため、空港の近くに止まっていた例のタクシーに乗ってみる。
前回と同じく、「a aqui, por favor(ここまでお願いします。)」と住所を見せました。
「○○?」と住所に載っていた地名を聞いてきたため、「si」と返し出発。
すると…着いたよと言われたところは、
人々がごったがえす市場のど真ん中。
いやどこやねんここは…。
なぜ早朝にスーツケース持った外国人が市場行くと思ったんだこの人は。
ここだってば!ともう一度住所を見せると、「あ、ここか…」とやっちまった的な雰囲気をかもし出す運転手。どうやら住所の途中までしか見ていなかった模様。
お前やっちまったろ…。
と思いながら、疲れてしまって何も言えない私。
市場のど真ん中を通ろうとするタクシー。
品出し中のトラックが前にいて全く動かない。上がり続けるメーター。
なんだこの状況。
もしこのまま上がり続けたメーターの料金を請求されたら、絶対に全額は払わないと心に決める私。
目的地に着いたらやっぱりメーターの金額そのままを請求されました。
例のタクシーのメーターは時間で上がって行くものなので、市場でのタイムロス分ももちろん上乗せされています。
私はGoogle翻訳の画面で「あなた道を間違えたでしょ?」と表示して見せましたが
「俺が○○(地名)といった時、君はそうだと言っただろ!」と言い返してきました。
言われたら言い返す!メキシカンだ!
はい、ごめんなさい。
そのあとは私の主張と彼の主張がただただぶつかるだけの時間が流れ、あちらもまったく引きませんでした。
結局、メーターの金額より50ペソほど安い金額をつきつけ終了。
正直、めちゃんこ疲弊マンでした。
私はUberを全力でオススメします。私のメキシコ旅行の際は、計5回ほどUberを使いました。
Uberならアプリも日本語でわかりやすいし、かかる料金も先にわかるので、1話目のような「はい100ペソ」はありません。
場所もキッチリ指定できるので、割と安心できました。
メキシコUberの回し者か?というような褒め具合ですが、私が実際に体験したものでございますます…!
もし白ピンクタクシーに乗る際は、
・最後まで住所を伝えて、キチンと理解してもらってから出発してもらう
・有名な場所を指定する(空港の第2ターミナル、ラテンアメリカタワー、など)
上記のようなことに気をつけると良いと思います。
それでは、今回はこれで終了です。
私の悲しい悔しい思い出でした。
それではまた! Hasta la próxima!